5月26日、上海国際カントリークラブ(青浦)にて、大学OBによるゴルフ対抗戦が開催されました。本コンペは昨年に引き続き2回目の開催で、昨年の8校・63名から大幅に増える15校・108名が母校の名誉をかけて争いました。
ルールは、グロス戦・オネストジョン戦・ダブルペリア戦の3部門及び総合部門からなります。
グロス部門はグロス上位の5人の合計スコア、オネストジョン部門は事前の申告平均スコアと実際の平均スコアの差(差が小さいチームほど上位。ただし事前の申告平均スコアより実際の平均スコアの方が大きいことが条件)、ダブルペリア戦は全員のダブルペリアスコアの平均により競われました。そして総合部門は3部門の順位を大学ごとに足し合わせその数値の少ない大学ほど上位となります。
このコンペの一つの特徴は、個人賞が全くないこと。個人のネット・グロスの表彰がないのみならず、ドラコン・ニアピンも一切ありません。「全てが母校のため」というわけです。
グロス部門の優勝は早稲田大学。早稲田は昨年もグロス部門で優勝していますが、昨年のスコア433を上回る426の好スコアをマークしました。最大のライバル慶応にも8打差をつけ「実力の早稲田」を定着させた感もあります。
オネストジョン部門の優勝は成蹊大学。事前に申告した平均スコアと実際の平均スコアの差はわずかに0.7打。オネストジョンでは緻密な作戦が求められと言えますが、成蹊のメンバーは当日朝6時からミィーティングを開く気合いの入れようで、まさしくチームワークの勝利です。
ダブルペリア部門の優勝は京都大学。ダブルペリアでの上位入賞には、全員が105程度以下のスコアでラウンドすることが必須と言えますが、5人と少数精鋭で臨んだことが好結果の要因なのではないでしょうか。
そして総合優勝は、グロス部門3位、オネストジョン部門1位、ダブルペリア部門2位と全ての部門で好成績を収めた成蹊大学でした。実力、チームワーク、ツキの全てにおいて優れ、まさしく総合力を発揮したと言えましょう。ラウンド前にミィーティングを開き、プレーは揃いのキャップと赤いウェアを身に付けるという姿勢の違いが総合部門1位の栄光につながったと言っていいでしょう。
優勝賞品として、日本航空提供の優勝カップが授与されました。この優勝カップは、大学名とそのメンバーの名が刻まれたリボンが付けられた上、次回大会まで上海国際カントリークラブに飾られることとなります。
成績発表会は、各校から持ち込まれた多数の賞品と各テーブルから聞こえてくる各校の校歌で異常な盛り上がりとなりました。最後に成蹊大学メンバーによる校歌斉唱をもって第2回大学対抗戦は散会となりました。
部門別順位はこちらでご覧いただけます。
参加校は次のとおりです。
- 大阪外語大学
- 大阪市立大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 京都大学
- 慶応大学
- 神戸大学
- 上智大学
- 成蹊大学
- 東京大学
- 東京外語大学
- 同志社大学
- 一橋大学
- 立教大学
- 早稲田大学
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