8月31日、上海国際カントリークラブ(青浦)にて「大学対抗ゴルフトーナメント in 上海」が開催された。本大会は上海在住の日本の大学OBによる対抗戦で、年に1回の開催で今年で4回目を数える。本来6月8日開催予定だったが、SARSの影響で延期されこの時期の開催となった。参加校数は18校。参加人数は昨年の実に2倍に近い184人にのぼった。
本年も昨年同様、学校内のダブルペリア上位5人の合計により順位を決定した。例年どおり個人のネット、ドラコン・ニアピンなどの表彰は一切なしで、全員が母校の名誉のために競い合った。
日本航空提供のJALカップは昨年に引き続き慶応大学が獲得した。参加者26人を集めたチームワークの勝利といえよう。 ネット上位5人の合計は372.8。昨年から今年にかけ相当の人員補強を行い、かつ慶応・早稲田に次ぐ16人の陣営で臨んだ一橋大学は優勝候補の最右翼との声もあったが(少なくとも筆者(一橋大学OB)はそう信じていた)、375.8で2位に終わった。第1回大会優勝の早稲田大学が377.4で3位。
優勝:慶応大学チーム
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2位:一橋大学チーム
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3位:早稲田大学チーム
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同志社大学は、グロス70代のプレーヤーが3人もいたにもかかわらずハンディにめぐまれず4位となった。第2回優勝で昨年も3位の成蹊大学が今年も5位の高位置につけた。
4位:同志社大学チーム
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5位:成蹊大学チーム
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本大会の最大の特徴は、例年異常な盛り上がりとなる成績発表会・懇親会である。中でも注目されたのは校歌の代わりに「今年の神戸のテーマソング」として「六甲颪」を斉唱した神戸大学と、「少数精鋭で臨んだつもりが精鋭が少数だった」京都大学。さらに本年は参加全校に校歌斉唱とエールを切る機会が与えられた。■
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