5月30日、上海国際カントリークラブ(青浦)にて第5回「大学対抗ゴルフトーナメント in 上海」が開催された。本大会は上海在住の日本の大学OBによる対抗戦で、参加校数は19校。昨年の184人を大きく上回る226人が一同に会しラウンドを行った。
ルールは、例年の「学校内のダブルペリアスコア上位平均」という基本スタイルは踏襲したものの、人数の多い学校にあまりに有利との観点から若干の修正をし、次の計算式で求められる人数のダブルペリアスコア上位平均とすることとなった。例年どおり個人のネット、ドラコン・ニアピンなどの表彰は一切なしで、全員が母校の名誉のためのみに争った。
D/PにてNETを算出し、各校「上位5名+α」のNETストローク平均にて争う団体戦
*α=(参加者数-5)x30%(四捨五入) |
日本航空提供のJALカップは、第1回大会で優勝の早稲田大学が獲得した。参加者数は26人でスコア算出対象者数11人のネット平均は合計は72.3。懇親会ではこの日のために揃えたというジャケットを全員が着用する気合の入れよう。この意気込みが、ディフェンディング・チャンピオンで参加者数でも30人と早稲田を大きく上回る慶応(スコア算出対象者数13人のネット平均は合計は72.9)を上回ったことが勝因か。
優勝:早稲田大学チーム
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2位:慶応大学チーム
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3位:同志社大学チーム
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3位は同社社大学。2001年9位、2002年5位、2003年4位と着実に順位を上げてきている。来年はさらなる浮上なるか。昨年2位で、例年早慶に並ぶ優勝候補と目される一橋大学(やや親の欲目)はやや順位を落とし4位に落ち着いた。注目されたのは神戸大学。2001年最下位(15位)、2002年最下位(14位)、2003年(12位)と不遇の時を過ごしたが、本年は5位にまで躍進した。
4位:一橋大学チーム
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5位:神戸大学チーム
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成績発表会・懇親会(会場:上海揚子江万麗大酒店3階クリスタルボールルーム)は本年も大いに盛り上がった。幹事団としては本来上位のみが校歌を歌えるという計画だったのだが、血中のアルコール濃度上昇に伴い、結局は昨年同様ほとんどの学校が舞台におしかけ校歌斉唱(神戸は今年も「六甲颪」)を行うこととなった。(文責 一橋大学OB 大薗)
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