北京ゴルフクラブ

パー72、7107ヤード。さらに4ホールの練習コースもありレッスンプロにラウンドレッスンを受けることもできる。設計はアメリカのBenz & Poellot Golf Course Architects。1987年にオープンした北京で最初のゴルフ場のうちのひとつで、李鵬氏・朱鎔基氏など中国政府要人も名誉会員として名を連ねる名門コース。1990年にはアジア大会のゴルフの会場として選ばれ、その後も中国PGAが何度も開催されている。北京市街地からは約50分。日中合弁で支配人も日本人。フロント、クラブハウスレストランのウェイトレスなどにも日本語が通用する。

緑が深いコース。フラットだが各ホールが大きな木でセパレートされており、かつティーショット落ちどころは狭すぎもしない絶妙なレイアウト。比較的右ドッグレッグホールが多く、フェード系にやや有利か。ゴルフ場のパンフレット表紙にもなっている15番ショートホールは巨大かつ美しいバンカーを有する。18番ロングホールは両サイドの林の間隔がかなり広く一見プレッシャーを感じないが、ティーショット落ちどころの左3分の2はバンカーであり右に寄せたショットを正確に打たなくてはならない。セカンドショット落ちどころからグリーンにかけても左側は全て池なので右への正確なショットが求められる。

なおホワイトティから打つとやや短すぎる感もあるが、土曜・日曜は原則としてバックティからのプレーは認められない。

キャディは日本語でもＯＫで、かつサービスもよい。日本人シェフが常駐するというクラブハウス内レストランは北京のゴルフ場一うまいとの評判。ただ取材時には女性用風呂に湯が入っていなかったのが残念であった。